標準失語症検査(SLTA)
今日は失語症検査(SLTA)の実技試験がありました。
たぶん無事合格してると思いたいです…!!!
神様、仏様、先生様、よろしくお願いします!
この2週間で標準失語症検査マニュアル1冊分、全部覚えたわけですが、もう既に電車の振動で覚えたことが頭から抜け落ちていきそうです…笑
さて、実技試験の練習で家族に失語症の患者役を頼んだのですが、その時にみんなから言われたのは「失語症の人って喋れるの?」ということ。
確かに『失語症』って聞くと「語を失ってる」わけだから話せないと思いがちですよね。私も勉強する前はそんなこと思ってたなぁと思い出しました(つい2年前ですけどね)。
でも実際には「話す」ことはできる人も多いんです。
言語聴覚士を目指す学生にとって、1番初めに出会う失語症は「Broca's aphasia(ブローカ失語)」と「Wernicke's aphasia(ウェルニッケ失語)」です。
え、そうだよね?
まあ、簡単にまとめると、、、
話すの大変、でも聞くのは比較的得意だよ!
話すのは得意だぜ!でも聞くのは苦手なんだよなぁ…
って感じです!
本物の言語聴覚士さんが見たら卒倒するレベルの雑さですね!笑
こんな感じで話すのが得意な失語症の型もあります。
でもウェルニッケ失語の困ったところは、話してる言葉が宇宙語なこと…
例えば
「りんご」→「ないのく」
「散歩に行く」→「やひつそのきとい」
なんてことにもなっちゃうんですね。
言語聴覚士って以外と皆さん知らなくて、知ってたとしても「聴覚検査の人」とか「言葉の訓練の人」っていうイメージなんですよね。
だから脳画像とか見てると驚かれます…笑
これから知識増やしてちょっとずつ失語症含め色んな話書こうかな…
勉強にもなるし、言語聴覚士のこと知ってもらいたいしね…